「部屋の広さ・シーン別|オーダーメイド製作のデスク」
リモートワークも定着したことにより、家にデスクを設置する人が増えています。
また、お子様のデスクを将来、大人でも使えるようにと汎用性の高いデスクをオーダーメイドで製作される方や、ハンドメイド工作やオンラインゲーム、トレーディングなどそれぞれのシーンにぴったりなデスクを製作される方も。
「デスク」と一言でいっても、使用方法や大きさ、形が異なり様々です。
そこでこちらでは、オーダーメイドでデスクを製作する時に役立つ、デスクの費用・施工期間・大きさ・部屋の広さ別におすすめをご紹介します。
ゲーミングやトレーディング用デスクもご紹介するため、検討されている方はぜひ参考にしてみてください。またオーダーメイドならではの、特殊な家の形に合わせたデスクも登場します。部屋のスペースに限りがあってデスクが置けない、変わった形の部屋なのでぴったり合うデスクを置くのは難しい、と思っている方も必見。
様々な形や仕様のデスクが登場するので、早速みていきましょう!
事前に確認しておきたい5つのこと
失敗しないためにも、まずは以下のことを事前に確認しておきましょう。
① 必要なスペースを確認する
部屋のスペースは限られています。デスクを配置したいスペースの寸法を測り、どのくらいの大きさのデスクだったらフィットするのかを確認しましょう。また、デスク周りに他の家具や物品が配置される場合は、それらも考慮しながら寸法を測りましょう。デザイン事務所や家具販売店がオーダー家具を製作する際に寸法は測り直しますが、問い合わせをするときに、だいたいの寸法を伝えられると打ち合わせや見積りがスムーズに進みます。
② デスクの用途を考える
デスクをどのように使用するかを考えましょう。ホームオフィスでの作業、学習、趣味のスペース、トレーディング、オンラインゲームなど、使用目的に合わせてデスクのサイズ、形状、機能を選択することが重要です。
③ 収納の必要性、どのくらい必要なのか
書類や文房具はもちろんのこと、モニターやコンポ、オンラインゲームをする方はゲーミングPC、絵を描く方はタブレットなど、その他のアイテムを収納する必要がある場合は、デスクにどのくらいの収納力が必要か、事前に把握しておきましょう。収納スペースが不足している場合は、追加の収納オプションを検討する必要があります。
④ 予算を設定する
どのくらいの予算が費やせるかを事前に把握しておきましょう。予算内で必要な機能やデザインを妥協する場合もあるかもしれませんが、予算を把握しておくことで、本当にどの機能が必要かを精査することもできます。
⑤ 部屋のインテリアとあうデザインを選ぶ
デスクのデザインや色は、部屋のインテリアと調和するように選ぶことが重要です。部屋の雰囲気やスタイルに合ったデスクを選ぶことで、統一感のある空間を作ることができます。
デスクと一言で言っても、ただの机ではありません。せっかくオーダーメイドでデスクを製作するなら、使用方法に合わせた、自分のライフスタイルにぴったり合うデスクを作りましょう。その理想を叶えるためにも、しっかりと上記のことは事前に把握しておき、それからオーダー家具を依頼する予定のデザイン事務所や家具販売店に問い合わせをしましょう。
オーダーメイドでデスクを製作するメリット
デスクは既製品でも多く販売されています。しかし、既製品ではなくオーダーメイドでデスクを製作することは、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリットとデメリットを把握した上で、既製品を購入すべきか、オーダーメイドで製作すべきかを決めましょう。
①完全にカスタマイズできる
オーダーメイドのデスクは、サイズ、形状、素材、仕上げなど、自分の好みや必要に合わせてカスタマイズすることができます。これにより、自分の好みのデザイン、使用方法や特定のスペースに最適なデスクを作ることができます。
②家の形や広さに合わせられる
部屋の形やサイズ、または柱の位置など特殊な条件に合わせたいと思うと、既製品ではうまくデスクを設置できなかったり、スペースが余ってしまったりすることがあります。オーダーメイドのデスクであれば、部屋の形や広さ、特殊な条件に合わせて家具を作ることができます。これにより、部屋全体の空間を最大限に活用し、美しく機能的なインテリアを実現することができます。
③修理が可能
既製品の家具でも修理が可能な場合はありますが、新しく家具を買い換えるよりも修理費が高くつく場合や、そもそも修理不可能な場合もあります。大型家具は廃棄に費用がかかるため、長期的な視野で考えると、修理可能なオーダーメイド家具の方がコストパフォーマンスが良いこともあります。オーダーメイド家具はほとんどの場合、修理が可能。引っ越しの際にもそのまま新たに設置したり、新しい家のサイズに合わせて調整したりすることも可能です。そのため、長く愛用できる耐久性と、修理や再利用の柔軟性が魅力です。
④素材や構造の品質が高い
オーダーメイドのデスクは、通常、高品質な素材を使用し、熟練した職人によって作られます。そのため、耐久性が高く、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。また、オーダー家具を製作する場合、使用目的やサイズなどのヒアリングがあるため、自分のライフスタイルに合った家具を製作することができます。自分の使用方法に合った家具を作ることで、使い勝手が良く、既製品では叶えづらい自分のためだけの、唯一無二のデスクができます。自分だけの理想的なデスクを実現するために、オーダーメイドで製作することで、より満足度の高い生活を送ることができます。
オーダーメイドでデスクを製作するデメリット
オーダーメイドでデスクを製作することのメリットがわかったところで、デメリットもしっかりと把握していきましょう。デメリットも理解した上で、オーダー家具を製作するかしないかを決めると、満足感がより高まります。
① 既製品に比べてコストが高い
既製品は大量生産によってデザイン費を圧縮することで。費用を抑えられています。一方で、オーダーメイドは独自のデザインや素材、使用方法であるため、デザイン料金や素材費、人件費などがかかります。
そのため、オーダーメイドのデスクは、既製品よりも高額になる可能性があります。価格差は3〜5倍になることも。しかし、これはあくまで費用相場です。近年は素材の価格高騰により、既製品のコストも上がっている傾向にあります。また、作成する家具のデザインや素材、メーカーによって値段は異なるため、オーダーメイドを検討している方はまず見積りを取るのが懸命です。
②製作期間に2ヶ月かかる
オーダーメイドでデスクを製作する場合は、問い合わせから搬入までに約2ヶ月かかります。問い合わせからデザイン等に1ヶ月、製作に1ヶ月はかかるので、急ぎで家具が必要な場合は、既製品のデスクを選ぶのが良いでしょう。しかし、近年では既製品の場合でも素材不足などの理由で搬入までに時間がかかることがあります。既製品のデスクを選ぶ場合でも、搬入までにどのくらいの期間がかかるのかを事前に確認することが重要です。
デスクの製作事例:部屋の広さ、価格、デスクの用途
オーダー家具デザイン事務所のBlue Designによって、実際に製作されたデスクをご紹介。また、そのデスクを設置するのに必要な部屋の広さと製作費用、それぞれのデスクの用途も紹介したいと思います。費用は配送費、設置費用及び消費税が含まれています。
また、こちらで紹介するデスクの素材は全てメラミン化粧板です。メラミン化粧板は素材の中で耐久性が強いものなので、重いものを載せるデスクにぴったりの素材です。
【ホテルの一室にあるようなデスク】製作費用52万円、W2200×D550/450×H700、6畳以上
まるでホテルの一室にあるデスクのようなデザイン。
デスクの手前にすぐベッドがあり、デスクの横にはすぐ柱が。椅子を引いた時に、ベッドと椅子の間に十分なスペースを持ち、壁と柱の間にぴったりとはまるサイズのデスクを製作しました。大きさは幅2200mm、奥行き550mm(椅子設置部分は450mm)、高さ700mm。製作費用は52万円。部屋の広さは6畳以上あれば製作することが可能です。
【本棚の隣にぴったりと合うサイズのデスク】製作費用38万円(本棚別途)、W1840×D450×H700、6畳以上
サイズ、デザインともに本棚に合わせて製作されたデスク。
デスク自体の作りはシンプルながらも、収納もあり、配線穴も設置しています。このように他の家具と同じ素材があれば、同じ素材を使用してデスクを作ることが可能な場合もあります。同じ素材でデスクを作ることが難しい場合でも、近い色味の素材を使用することも可能なので、インテリアのテイストを統一することができるでしょう。
デスクの製作費用は38万円。大きさは幅1840mm、奥行き450mm、高さ700mm。6畳以上の部屋の広さが必要です。(本棚を含む)
【二人で使えるデスク】製作費用55万円、W3300×D550×H700、8畳以上
兄弟がいる子ども用としても、大人用としても使用できる二人がけのデスク。それぞれに収納棚も設置しています。配線穴を設置しているので、パソコンや携帯を充電しながら仕事ができます。製作費用は55万円。家具の大きさは幅3300mm、奥行き550mm、高さ700mmです。部屋の大きさは8畳以上あると良いでしょう。二人以上がリモートワークをしている場合は、このように二人掛けのデスクを製作することで、一つずつデスクを製作するよりも、仕様によっては費用が圧縮できる可能性もあります。
【ダイニングスペースを利用したデスク】製作費用35万円、W1920×D500×H700、6畳以上
ダイニングのスペースを利用して製作したデスク。このデスクの収納棚には収納したいものが決まっていましたが、キッチン側の柱の奥行きが足りなかったため、収納棚部分のみ少し奥行きを出しています。製作費用は35万円。大きさは幅1920mm、奥行き500mm、高さ700mmで、部屋の広さは6畳以上あれば作ることができます。
【オンラインゲームに特化したL字デスク】製作費用58万円、W1500+2100×D600(220)×H720、8畳以上
このL字型のデスクはオンラインゲームが好きなお客様がオーダーされ、製作したものです。配線穴は3箇所に設置され、スクリーンをいくつか置けるように。また、足元にはゲーミングPCを設置できるように、L字の部分にスペースを設けています。デスクの両脇にも収納スペースを設け、無駄のない作りになっています。
【トレーディング用デスク】製作費用45万円、W1280×D600×H730、4.5畳以上
デイトレーダーの方がオーダーされたデスク。パソコンを置く前提なので配線穴を設置。オフィスチェアを使用するため、高さは通常のデスクよりも高めに製作しました。お客様のご希望で、収納棚を両脇に設置。貴重品を入れられるように鍵を閉められる棚も作りました。製作費用は45万円。大きさは幅1280mm、奥行き600mm、高さ730mmで、部屋の広さは4.5畳以上あれば作ることができます。
【6畳の部屋でも設置できる二人用デスク】製作費用38万円(吊戸棚別途)、W2180×D560×H700、6畳以上
二人用のデスクが欲しいけど、部屋がコンパクトで置けないという方におすすめなのがこの形のデスク。真ん中に収納棚を設置し、二人隣り合わせで座れるような仕様になっています。製作費用はデスクのみだと38万円。大きさは幅2180mm、奥行き560mm、高さ700mmで、部屋の広さは6畳以上あれば作ることができます。
【ゆったりと使えるデスク】製作費用60万円、W2400×D580×H700、8畳以上
一人用デスクとして製作されましたが、幅が2400mmあるので、二人でも使用できる広さです。両脇に収納棚を設置しているので、十分に持ち物を入れることができます。広めなのでモニターをいくつか置いたり、スピーカーを設置したりすることのできる広さ。製作費用はデスクのみだと60万円。大きさは幅2400mm、奥行き580mm、高さ700mmで、部屋の広さは8畳以上あれば作ることができます。
【限られたスペースにぴったりなデスク】製作費用27万円(上部棚込)、W900×D560×H780、1.5畳以上
本当に限られたスペースだけど、デスクを設置したい!という方にもおすすめのこちらのデスクです。製作費用は上部棚込みで27万円。大きさは幅900mm、奥行き560mm、高さ780mmで、部屋の広さは1.5畳以上あれば作ることができます。
打ち合わせをスムーズにするにはLINEなどを活用
デスクをオーダーメイドで製作する場合、打ち合わせから寸法取り、製作、納品までの期間は通常1ヶ月半から2ヶ月かかります。デザイン会社によっては、打ち合わせをよりスムーズに進めるために、LINEなどSNSを活用して見積りを出すことができますので、事前に確認してみると良いでしょう。Blue DesignではLINEで見積りも可能です。急ぎの方はぜひ活用してみてください。
部屋のサイズや使用方法に合わせたデスクづくりなら、Blue Design(ブルーデザイン)へ
千葉県松戸市に拠点を置くBlue Designは、オーダー家具のデザイン・製作から部屋全体のトータルコーディネート(リフォーム)を手がけるデザイン事務所です。創立以来、一軒家からマンション、共用部、保育施設などさまざまな空間において、家具や空間のデザインを提供しています。
当社の家具デザイナーは一級建築士の資格を持ち、家の構造を踏まえた家具のデザインを行います。オーダー家具のご依頼は主に東京や千葉をはじめとする首都圏を中心として、関西や東北など広範囲に対応しています。
理想のデスクがあり、なかなか既製品では見つけられないという方や、この空間にデスクが設置できないかとお悩みの方がいましたら、ぜひお気軽に以下の問い合わせページまたは公式LINEアカウントからご連絡ください。お見積りも承っております。
さらに、Blue Designではカタログもご用意しております。さまざまなオーダー家具の事例や費用に関する情報が掲載されていますので、ぜひご参考にしてください。
お問い合わせ|Blue design https://bluedesign2006.com/contact?from=index
無料カタログ請求|Blue Design https://bluedesign2006.com/catalog?from=index