デザイナー紹介

Designer

デザイナー紹介

デザイナーの想い

私たちがつくるのは、家具ではありません。住む人の暮らし方をしっかりと見つめた、住空間をトータルコーディネートするオーダー家具です。

住空間を構成するオーダー家具づくりで大切なのは、他でもない「デザイン力」。
日々触れるものだからこそ、目に見える部分も見えない部分も美しく。
私たちは、Milano Salone(ミラノサローネ)をはじめとする世界規模の展示会で作品を発表するなど、国内外の舞台で挑戦を続けることで、日々デザイン力を磨き、機能性を追求し、常に新しい独自のアイデアを発信しています。

増田憲一

一級建築士増田憲一

「BlueDesign(ブルーデザイン)にお願いしてよかった」オーダー家具を取り付けた後、そう話しながら笑顔になるお客さまの表情をみると、私は心から幸せな気持ちになります。そしてやりがいを感じます。
なぜなら、お客さまに満足していただく家具をつくるというのは、決して簡単なことではないからです。

欲しいと言われた家具をつくることは、難しいことではありません。
しかし、その家具は果たして空間に溶け込んでいるでしょうか?
手に馴染み、使い勝手の良いものになっているでしょうか?
もしそうでなければ、たとえ大きさや形状が一見オーダー通りでも、決して喜んではいただけないでしょう。

だから私たちがまず大切にしているのはヒアリング。
オーダー家具をデザインするときは、思い描く家具のイメージはもちろん、家具を配するお部屋のこと、家族構成や趣味、ライフスタイルなど、何気ない会話の中から、お客さまさえもまだ気づいていない潜在的な要望までもしっかりと汲み取り、家具づくりに反映していきます。
そしてもう一つ重要なのがデザイン力です。
どうすればもっと良いデザインにできるか、使い勝手を向上させることができるか、細部にまでとことんこだわり、家具をつくり上げます。
そうしてつくりあげた家具こそが、笑顔あふれる住空間を創造できるのです。

私の目標は、これからもスタッフとともにデザイン力をさらに追求し、日々向上させていくこと。そのために取り組んでいるのが、国内外の展示会における作品発表。時間もコストもかかることではありますが、挑戦こそが、私たちBlueDesignをさらなる高みへと導いてくれる。私はそう確信しています。

プロフィール

1967年6月10日生まれ

1990年
日本大学建築工学科を卒業。
1990年
マンション建築最大手の株式会社長谷工コーポレーションに入社。商業施設やホテル、マンションなどの現場管理、工事管理に携わる。
1995年
一級建築士の資格を取得。
1997年
株式会社フォリスに入社。設計及び現場管理の業務に従事、またマンションの家具や建具、キッチンの製作を担当。建物の構造を熟知した一級建築士ならではの機能的かつデザイン性の高いオーダー家具を製作し、お客さまのニーズに応える住環境づくりに貢献する。
2006年
オーダー家具デザイン事務所「BlueDesign(有限会社ブルーデザイン)」を設立。以後、年間150件以上の家具を製作。
吉⽥ ⿇⾥

一級建築士吉⽥ ⿇⾥

楽しく、妥協せず、ベストを尽くす。それが私の仕事におけるモットー。
お客さまから問い合わせを受け、家具のデザイン・設計を担う自身の役割は、お客さまが本当に求めるものを会話の中から汲み取り、カタチにしてお届けすること。
だからご要望をお聞きしたら、想像力をフル回転させ、どのようなデザインにするのが最適なのか、どんな機能が必要か、細部にまでこだわってじっくりと考えます。
ときに、どうすればお客さまの想いをカタチにできるかをBlueDesignの仲間であるデザイナーや工場の担当者に相談をしながら、模索することもあります。

特に私自身がデザインにおいて大切にしているのは、奥行き感。
例えば、収納なら棚すべてに扉をつけるのではなく、一部をオープンにしてみる。
そうすることで家具は、その家具独自の豊かな表情を持つようになります。
もしかするとBlueDesignの家具の魅力は、一瞬見ただけではその良さが分からないかもしれません。しかし細かい部分の納まりや空間と家具のバランスの良さ、そして実際に使ってみたときの使い心地は、他のどんな家具にも劣らないと自負しています。「こんなにもあたたかい空間にしてくれてありがとう」と心から喜ばれるお客さまの姿に、私自身が感激したこともありました。

とはいえ、家具デザインの分野は、まだまだ欧米がトレンドを牽引しているのが現状。日本もデザイン性にこだわった家具が増えてはいますが、まだ模倣の域から出ていないような感があります。
だからこそ私たちは、世界の舞台で挑戦を続け、デザイン力の向上に努めています。海外の展示会に出展をしたり、視察をしたりしながら、デザイン力というBlueDesignの強みを確固たるものにしていく。
それが私自身とBlueDesignの大きな目標です。

プロフィール

神奈川大学工学部建築学科卒業。

複数の建築設計事務所で主に戸建住宅の設計監理に携わる。その後、株式会社フォリスで設計に従事し、そこで代表の増田と出会う。

2006年に一級建築士の資格を取得し、オーダー家具デザイン事務所「BlueDesign」へ入社。

笹原 勘司

私が得意とするのは、不特定多数の方が利用する共用スペースの、広い空間を生かしたデザイン。BlueDesignでは、大手ゼネコンとその関連企業が手がけるマンションや、保育園等の共用スペースに配する家具の営業・設計・発注・納品監理を担当しています。

共用スペースは、老若男女問わず、さまざまな人が利用する空間。家具に登って遊ぶ子どももいれば、身体の不自由な方もおられます。だから、身長の低い・高いや、体重の軽い・重いに関係なく、利用するすべての人にとって使いやすい、頑丈で安全性の高い家具をつくることが重要になります。そして誰が見ても、空間に溶け込んでいる美しいデザインも求められます。

仕事をする中で私が心がけているのは、お客さまが何を求めているのか、空間をどう見せたいと考えているのかを理解し、実際に利用する人の立場になってデザインを考えることです。私が考える最良のデザインとは、見た目の装飾美と使い勝手の機能美から構成されているもの。とりわけ機能美に重きを置き、洗練された中にも、安全性・耐久性・使い勝手の良さを備えた家具を製作し、お客さまのニーズに合った空間ソリューションを提供しています。

特にコロナ禍を機に、家で過ごす時間が増え、マンションへのニーズも大きく変化しました。「暮らすこと」と「働くこと」が両立するニューノーマルな住まいや、コワーキングスペースや個室ブースを備えたテレワーク特化型マンションの登場など、住空間にも新しい価値観が生まれはじめています。ポストコロナを見据え、流行も需要も大きく変わっていこうとする今、固定観念にとらわれない柔軟さを大切に、お客さまのさまざまな要望に応えていきたいと考えています。

プロフィール

家具が地場産業だった地域で生まれ育つ。

幼い頃からその道を目指し、家具専門の工業高校を卒業し東京へ。専門学校在学中に、東京デザイナーズウィークでドイツ家具メーカーの「Wilkhahn賞」を受賞。

店舗設計に携わり、作図及び現場監督に従事するほか、家具メーカーで経験を積み、2007年に「BlueDesign」へ入社。