一つひとつ心を込めてじっくりとモノづくりに向き合う。そんな想いから、私はオーダー家具専門店「BlueDesign(ブルーデザイン)」を立ち上げました。
自身が社会人としての第一歩を踏み出した1990年は、バブル経済の真っただ中。まさに大量生産、大量消費の時代でした。しかし、その後バブル経済の崩壊とともに、人々の価値観は大きく変化。一つひとつ丁寧につくりあげられたものが、受け入れられ、長く使われ、愛される。そんな新たな価値観が生まれました。そんな時代の変化の中でよりフォーカスされるようになったのは、モノづくりにおける知識と技術、そして経験。一人ひとりの想いに向き合い、それをカタチにするとき、そこにはマニュアルもなければ、決まった型もありません。だからこそ、デザイナーのスキルが問われます。
私は大量生産の時代にあっても、特殊な建築や家具づくりを通じ、オーダー家具づくりに必要なスキルを身に付けてきました。また、BlueDesignの仲間であるデザイナーたちも、みな一様に豊富な経験に裏付けされた確かな技術を磨いてまいりました。しかしそれに甘んじていては、お客さま自身さえも気づかない潜在的な想いやニーズを汲み取り、カタチにすることはできないと感じています。
だからこそBlueDesignはデザイン力向上へのたゆまぬ努力を続けるのです。
Milano Salone、ICFF2016。世界でも最大規模とされる家具の展示会で作品を発表することで、世界最先端のトレンドを知り、まだ見ぬ斬新なデザインに触れ、BlueDesign独自のアイデアを発信する。そしてお客さまへの提案につなげていく。そうすることで、デザイン性と機能性を兼ね備えた真に美しいオーダー家具をお届けできると私たちは考えています。
笑顔あふれる空間づくりのために。私たちはこれからも確かなデザイン力で、お客さまの想いに応え、暮らしをしっかりと見つめたオーダー家具づくりを通して、長く住むほどに居心地の良いあたたかな住空間を創造してまいります。
代表 増田 憲一