「オーダーメイドの吊り戸棚|費用相場・施工期間と事例を紹介!」
こんにちは!オーダーメイド家具のデザイン事務所 Blue Design(ブルーデザイン)です。
床に収納棚を置いてしまうと、どうしても圧迫感が出てしまったり、そもそも部屋が狭いため収納棚が置けなかったりするかもしれません。
そんな時におすすめなのは吊り戸棚。
吊り戸棚であれば、壁の比較的高い場所に設置するため、デッドスペースを活用できます。
そこでこちらでは、オーダーで作る吊り戸棚の費用相場や施工期間、オーダー家具店の失敗しない選び方、そしてオーダーメイドの吊り戸棚の事例とともにご紹介できればと思います。
部屋に圧迫感を出さない形で、収納力をあげてくれる吊り戸棚。自分の部屋にぴったりのものを選んでいきましょう。
既製品とオーダーメイドの吊り戸棚の違い
既製品の吊り戸棚とオーダーメイドの吊り戸棚の違いを確認していきましょう。
既製品の吊り戸棚は、メーカーが決めたデザイン・形をもとに、基本的には量産されている商品を指します。
そのため、既製品のメリットはオーダーメイドに比べて比較的、価格が安い可能性があります。同じデザインや材料で商品を大量に製作するため、価格が抑えられているのです。
また、既製品の吊り戸棚は、メーカーの店舗や百貨店、オンラインなど、そのメーカーが出店している場所で、完成品を確認することができることがほとんどです。少なくとも写真を見ることはできるでしょう。
オーダーで作る吊り戸棚は、完全オリジナルです。
お客様の希望をヒアリングし、それをデザインに落とし込んでいくため、この世に二つとしてない唯一無二の吊り戸棚を作ることができます。
そのため、部屋の色や雰囲気に合わせることができ、部屋に統一感を出すことができるのがオーダーメイドのメリットです。
また、配置場所に直接納品・設置をしてくれるのもオーダー家具の特徴です。サイズも部屋に合わせて作ることができるので、部屋にピッタリの吊り戸棚を作ることができるでしょう。
一方で、デザインから作り上げていくため、既製品に比べると価格が高くなるケースが多いです。
また、出来上がるまで実物や写真を見ることはできません。その代わりデザイン画や、近年では3Dパースでデザインを確認することはできます。
オーダーメイドで吊り戸棚を作るメリット
オーダーメイドで吊り戸棚を製作する際のメリット・デメリットを、より詳しくみていきましょう。
デザイン会社や家具メーカーに問い合わせをする前に、予算や自分の生活スタイルを考えてみて、オーダーで吊り戸棚を作るべきか、既製品を購入すべきかを見極める必要があります。まずはオーダーメイドで吊り戸棚を作るメリットをみていきましょう。
メリット① 家の形にぴったりの吊り戸棚を製作することができる
オーダー家具を依頼される際によくある悩みが、家の形に合う家具が既製品ではないことです。
サイズがぴったり合う家具は、なかなか既製品で見つけるのは難しいかもしれません。
また、家によっては柱などの位置によって、デッドスペースが生まれてしまい、活用方法がなかなか見つからない、なんてこともあります。オーダーメイドで吊り戸棚を作る際は、しっかりと寸法を測った上で家具を作るため、ぴったりのサイズで、家の形に合わせた吊り戸棚を作ることができます。
メリット② 完成後に、形の調整ができる
既製品の家具の場合は、購入後にその家具の大きさを調整するということはまずありません。
しかしオーダーメイドの家具であれば、追加料金は発生いたしますが、形の調整をすることができます。
例えば引っ越しをする際に、オーダーメイドで作った家具を新居に移動させたいけど、寸法が合わない、なんてことも多々あります。その際は、棚を増やして新居の寸法に合わせるなど、新しいものをわざわざ購入せずに、家屋にピッタリサイズの吊り戸棚を作ることは可能です。
メリット③ 耐震性に優れている
吊り戸棚は壁にしっかりと固定します。そのため、地震で落ちてくる心配はありません。
また、扉に関しても耐震ラッチを設置することで、地震が起こった時に物が下に落ちてこないようにすることができます。
メリット④ デザイン・素材・仕様を好みのものにできる
オーダー家具のメリットは、ずばりデザインや素材、仕様を自分好みにできることです。
既製品だと気に入るデザインがなかったり、自分の使い方にあった仕様になっていなかったり、どこかしら妥協をしなければならないことが多いですが、オーダーメイドは理想そのものの吊り戸棚を作ることができます。
メリット⑤ 修理ができる
大量生産で作られた家具は、購入するときはお手頃でも、修理をすることができる家具は多くはありません。
オーダーメイドの家具でしたら修理が可能なので、長く使うことができます。破損があった際には、家具を作ったデザイン事務所やオーダー家具店に連絡をすれば対応してくれるでしょう。
オーダーメイドで吊り戸棚を作る際のデメリット
オーダーメイドで吊り戸棚を作る際にありうるデメリットは以下です。しっかりとデメリットを把握した上で、オーダメイドにするのか既製品を購入するのかを検討していきましょう。
デメリット① 費用が既製品よりも高くなることがある
オーダーメイドだと既製品の購入に比べて、費用が高くなる可能性があります。なぜなら、デザイン料金、素材料金、人件費などもろもろがかかってくるためです。
既製品もブランドものや海外からの輸入のものだと、オーダーメイドと同じような費用がかかる可能性もありますが、大量生産で作っている家具とオーダーメイドの吊り戸棚を比べてみると、2〜5倍の価格になることもあります。ただ、見積もりを出してみないと最終的に費用がどのくらいかかるかはわからないため、一度見積もりを出してみることをお勧めします。
デメリット② 製作期間がかかるため、オーダーしてから取り付けまで時間がかかる
デザインを決めて、契約をしてから家具の製作に取り掛かるため、問い合わせから納品まで2ヶ月程かかります。
しかし近年では既製品でも、材料不足の問題で納品までに時間がかかるケースが増えてきているので、一度メーカーに問い合わせてみると良いでしょう。
デメリット③ 完成するまで実物を見ることができない
デザインを一から起こしていくため、オーダーメイドで吊り戸棚を作る場合は完成するまで実物を見ることができません。素材や色などのサンプルは確認できますが、実際の出来上がりを見ることができるのはあくまで全て完成してからです。しかし、近年では、3Dパースでデザインを見せてくれるケースも多く、よりリアルに近い出来上がりを事前にパソコン上で見ることは可能です。
費用相場|オーダーメイドの吊り戸棚
気になるオーダーメイドで作る吊り戸棚の費用相場をみていきましょう。
オーダーメイドで吊り戸棚を作る場合、大きさにもよりますが20~40万円前後かかります。素材や大きさ、扉の枚数などで吊り戸棚の費用は前後するため、作る前は必ず見積もりを取りましょう。
製作期間|オーダーメイドの吊り戸棚
打ち合わせから寸法、製作、納品まで、オーダーで吊り戸棚を作る場合は、1ヶ月半〜2ヶ月はかかります。
採寸などを含めた打ち合わせに約1ヶ月間、そして製作に1ヶ月ほどかかります。
デザイン会社によっては打ち合わせをスムーズに行うために、LINEなどで見積りを出すことができる会社もあるので、ぜひ活用してみてください。
BlueDesignのLINE追加はコチラから→https://page.line.me/296acjrc?openQrModal=true
吊り戸棚の事例とかかった費用
ここからは実際にBlue Designが手がけた吊り戸棚の事例と、それぞれかかった費用をみていきたいと思います。費用は全て配送費・設置費も含んだ費用となります。
シンプル吊り戸棚:製作費用28万円
デッドスペースを活用して、とにかく収納を作りたいという願いをかなえた吊り戸棚です。寝室や洗面所など、収納場所は欲しいけどあまりスペースがないようなところにおすすめの形です。
ハンガーラックをつけた吊り戸棚:製作費用27万円
子ども部屋に設置したこちらの吊り戸棚。子どものおもちゃなどを収納するだけではなく、棚の下にハンガーラックをつけることで、コートなどクローゼットに入りきらない、もしくはすぐに取り出したい洋服をかけられる場所を作りました。
サーキュレーター置き場を設置した吊り戸棚:製作費用35万円
室内物干しスペースに吊り戸棚を作られたこちらのお客様。早く乾くようにとサーキュレーターをおきたいという希望があったため、使用する際にサーキュレーターを引き出せるようにしています。
壁の端から端まで収納できる吊り戸棚:製作費用55万円
こちらは扉に木目柄の面材を使用し、落ち着きのある雰囲気に仕上げています。広めのリビングに設置された吊り戸棚。扉も11面と、収納力たっぷりです。下部は手が届く高さの為、普段使用するものも収納可能です。
クローゼットになる吊り戸棚:製作費用58万円
収納場所が足りなかった子供部屋に設置された吊り戸棚。下部にはハンガーラックを取り付けて洋服をかけられるように、上部には普段あまり使用しないものを整理できるように仕上げています。
オーダーメイドで吊り戸棚を製作する際のポイント
オーダーで吊り戸棚を作るときの流れは大きく分けて、打ち合わせ→部屋の採寸→家具製作開始→取付けです。 まず一番大事なのは打ち合わせです。希望を伝えるだけではなく、どのような生活スタイルなのか、好みの色や趣味嗜好までデザイナーに伝えるようにしましょう。そうすると、デザイナーはお客様のことをより深く理解できるので、お客様が気づかないことも提案しやすくなり、想像以上に良い吊り戸棚ができるかもしれません。オーダー家具の完成までのフローをより詳しく確認したい方は、以下の記事を確認してみてください。 オーダーから家具が完成するまで。
フルオーダー家具の納期や流れ|Blue Design https://bluedesign2006.com/blog/3439
オーダー家具店・デザイン事務所の失敗しない選び方
オーダーメイドの吊り戸棚を作ることを決めたら、理想の吊り戸棚を作ってくれるオーダー家具屋またはデザイン事務所を選びましょう。事務所選びで失敗しないことは以下です。
1.吊り戸棚の事例が豊富
ウェブサイトを確認し、吊り戸棚の事例がたくさんあるかどうか確認しましょう。もしウェブサイトに事例が記載されていない場合は、問い合わせの際に事例がないか確認しましょう。事例が多いということは、経験が豊富ということです。また吊り戸棚だけではなくそのほかの家具の事例を見ることで、事務所のデザインの方向性も確認しましょう。
2.問い合わせの返信が早いかどうか
優良なオーダー家具店、オーダー家具デザイン事務所は、問い合わせに対し1〜2日以内には返信がくるはずです。ただでさえ2ヶ月ほど納品までにかかるオーダーメイドでの家具づくりなので、コミュニケーションは早いにこしたことはありません。なるべくスムーズにコミュニケーションを取ることができる会社を選びましょう。
3.支払い条件や保証期間など重要事項が明確
支払いや保証期間は家具を作るお客様にとって大事なことです。費用に関してはもちろんのこと、保証期間を含めた重要事項をきちんと明記している、または説明してくれるオーダー家具店やデザイン事務所を選びましょう。ウェブサイトに記載されていない場合は、問合せをしてみましょう。
4.デザインが自分の趣味に合うかどうか
それぞれのオーダー家具店やオーダー家具デザイン事務所には、得意とするデザインや形、材料があります。ウェブサイトを確認して、その事務所のデザインの特徴を確認しましょう。自分が理想とする吊り戸棚になりそうかどうかチェックしましょう。
オーダーメイドの家具づくり、空間のトータルコーディネートを行うBlue Design
Blue Designは、千葉県松戸市に事務所を構えるオーダー家具のデザイン及び、お部屋のトータルコーディネートを行っているデザイン事務所です。
2006年に事務所を立ち上げ、一軒家、マンションの家具づくりや空間のトータルコーディネートのみならず、マンション・ビルの共用部、保育施設など幅広い場所の家具や、空間のトータルコーディネートも行っています。
Blue Designの家具デザイナーは一級建築士を持っているものが多く、家の構造を考えながら家具をデザインすることが可能です。オーダー家具のご依頼は東京、千葉などの首都圏を中心に、関西や東北など幅広く対応しています。
もし理想の吊り戸棚や、リビング、寝室など部屋に関する悩みなどがありましたら、ぜひ下記問い合わせページまたはLINEの公式アカウントよりご連絡ください。見積りを出すことも可能です。 また、Blue Designでは、カタログもご用意しています。施工事例と費用も一緒に記載されておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
問い合わせ|Blue design https://bluedesign2006.com/contact?from=index
カタログ請求(無料)|Blue Design https://bluedesign2006.com/catalog?from=index