「オーダーメイドの本棚|費用相場・施工期間と事例を紹介!」
こんにちは!オーダーメイド家具のデザイン事務所 Blue Design(ブルーデザイン)です。
捨てるに捨てられない本。あれもこれもと集めた本は、どんどん部屋に広がってしまいますよね。
なるべく、お気に入りの本は捨てずにきちんと整理整頓をできるようにしたい。でも既存の本棚だとサイズや容量、デザインが部屋に合わないなんてことも。
ここでは、さまざまなお客様の悩みに答えた、オーダーならではの本棚をご紹介します。
またオーダーメイドの本棚を作る時の費用相場、施工期間、さらに実際にオーダーメイド家具のデザイン事務所が手がけた本棚の事例もみていきましょう。
既製品とオーダーメイドの本棚の違い
オーダーメイドの本棚と既製品の本棚の主な違いは、カスタマイズができるかどうか、設計・品質、入手までにかかる時間、そして価格です。
まずはカスタマイズ性。オーダーメイドの本棚は、デザインがないところから作るため、形やサイズ、デザインも自由に作ることができます。一方で既製品の本棚は、さまざまな価格帯で提供されていますが、カスタマイズはほぼできません。
続いて品質。一般的にオーダーメイドの本棚は高品質の材料で作られることが多いです。既製品の本棚は、高品質の材料を使うものもあれば、品質はそこそこで価格を抑えたものもあります。
一方で価格ですが、オーダーメイドの本棚は、カスタマイズ性と高品質のために通常、既製品に比べると値段が高くなりやすいです。デザインや材質によって価格が変動します。既製品は、大量生産が基準とされているため、一般的にオーダーメイドよりも価格が抑えられますが、高品質の本棚は、場合によってはオーダーメイドよりも価格が高いこともあります。価格帯は広範囲なので、より予算に合わせて選択できるのは既製品です。
オーダー・購入から家具を入手できるまでの期間は、既製品で在庫があると購入後にすぐに設置できます。オーダーメイドは問い合わせから設置まで約2ヶ月かかります。しかし、近年は部品や材木の不足により、既製品でも入荷まで時間がかかるケースも増えてきております。既製品でも在庫数などによって入手までの期間は全く違うので、それぞれ確認することが必要でしょう。
オーダーメイドで本棚を作るメリットは?
オーダーメイドの本棚と既製の本棚には、それぞれメリットとデメリットがあります。オーダーメイドの本棚を選ぶべきメリットはこちらです。
1.家の形に合った本棚を製作できる
オーダー家具は、家の形に合う家具を作ることができます。これにより、部屋のサイズや特異なスペースでもぴったり合う本棚を設計できます。
2.修理もできて長持ちしやすい
オーダーメイドの本棚は基本的に修理可能です。既製品は破損した場合、修理不可、もしくは買い替えた方が安いことが多々ありますが、オーダーメイドの本棚は修理しやすいでしょう。そのため、長期的に使用することができます。
3.持ち物に合わせて作ることができる
本だけを入れる棚にしても良いですが、一緒に収納棚をつけたり、机と一体化させるなどアレンジを加えることができます。他の家具と合わせることで、スペースを効果的に使うこともできます。
オーダーメイドの本棚のデメリット
オーダーメイドで本棚を作成する際に考慮すべき、デメリットと感じられやすいポイントは以下です。
1.費用が既製品に比べて高くなる可能性がある
オーダーメイドの本棚は、デザイン料、材料費、人件費などが1つの家具にかかるため、既製品よりも費用が高くなる可能性があります。ただし、状況によっては既製品よりも経済的な選択肢もあるため、見積りや素材の耐久性、修理できるかどうかなどを比較し、総合的な判断をすることが重要です。
2.製作期間に約2ヶ月かかる
オーダーメイドで本棚を製作するとなると、問い合わせからデザインを決定し、契約、そして製作、納品の工程を終わらせるのに1ヶ月半から2ヶ月かかります。これに対して、既製品の場合は在庫さえあればすぐに入手できます。しかし、既製品でも在庫がなかったり、材料不足だったりすると納期が遅れるため、購入前は必ず納期を確認することが重要です。
3.完成するまで実物を見ることができない
オリジナルなデザインであるオーダーメイドの本棚は、完成するまで実物を見ることはできません。図面や3Dパースを通じてイメージを持つことは可能ですが、実際の仕上がりを確認できるのは出来上がった時のみです。ただし、近年では3Dパースを活用してよりリアルなデザインを事前に確認できるケースも増えています。
既製品の本棚のメリットとデメリット
既製品の本棚のメリットとデメリットも把握した上で、自分の希望や条件に合ったものを手に入れましょう。
既製品の本棚のメリットはまず、価格が比較的安い可能性があることです。
既製品の本棚は基本的に、大量生産されるため、コストが低く抑えられることがあり、価格が比較的安くなる傾向があります。また、在庫があれば即座に入手可能です。一般的なデザインと機能を備えているので、特にこだわりがない場合は、一般的なニーズに合致するものが多いでしょう。
一方で、 デメリットとしては、部屋のサイズや形に合わせることができないことです。特に狭いスペースに適した本棚、部屋の特徴的な形に合う本棚を見つけるのが難しいでしょう。 修理や保証が限られている場合があるので、壊れた場合の対応に制約があることがあります。耐久性にばらつきもあるため、注意が必要です。
製作期間|オーダーメイドの本棚
本棚をオーダーメイドで作る場合、打ち合わせから製作・納品までに1〜2ヶ月かかることが一般的です。基本的には打ち合わせに約1ヶ月、製作・納品にも約1ヶ月かかります。 デザイン会社によっては、打ち合わせをスムーズに進めるために、LINEなどの手軽な方法を活用して見積もりを提供しています。このようなコミュニケーション手段を利用することで、打ち合わせを迅速に始めることができます。 本棚のオーダーメイド製作は、デザインや寸法を調整するために時間を要する一方で、お客様のニーズに合った完全にカスタマイズされた家具を得ることができます。期間やプロジェクトの進行について、デザイン会社とのコミュニケーションを大切にし、理想的な本棚を実現しましょう。
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費用相場|オーダーメイドの本棚
オーダーメイドで本棚を作りたい場合はどのくらいかかるのでしょうか。シンプルなものなど50万円程度から作ることができます。素材や大きさ、棚の数、可動式かどうかなどによって費用は前後するため、契約する前に必ず見積りを取りましょう。
オーダーメイドの本棚の実例と費用
ここからは実際にBlue Designが手がけた本棚の事例と、それぞれかかった費用をみていきましょう。費用は全て配送費・設置費も含んだ費用となります。
シンプルなデザイン、棚は可動式の本棚|製作費用65万円
梁に合う高さで作られた本棚。デザインはシンプルですが棚は可動式なので、収納する本の高さによって高さを変えることができます。製作費用は65万円です。
スライド書庫|製作費用117万円
スライド式の本棚なので、普段の本棚よりも多めに本を収納する事ができます。また、スライド式なので本の出し入れがしやすいでしょう。製作費用は117万円です。
コンセントの位置などを考慮したスライド書庫|製作費用125万円
こちらもスライド書庫ですが、コンセントやエアコンの位置を考慮した作りになっています。製作費用は125万円です。
ヨーロピアン調のデザインと収納棚付きの本棚|製作費用160万円
収納棚の扉にモールディングを入れ、ヨーロピアン調に仕上げた本棚です。家の空きスペースにぴったりなサイズで、まるで最初から設置されていたかのようなデザインです。製作費用は160万円です。
収納棚、配線キャップ付きの本棚|製作費用165万円
こちらは収納棚付きの本棚です。コンポや電化製品を置けるようにしたいというご要望だったため、配線キャップをつけています。また、梁の部分にあるエアコンやクローゼットの扉が問題なく使えるように工夫した作りになっています。製作費用は165万円です。
オーダーメイドで本棚を製作する際のポイント
オーダーで本棚を作るときの流れは、打ち合わせ→部屋の採寸→製作→取り付けです。ここで一番大事なのは打ち合わせとなります。希望を伝えるだけではなく、部屋の形や生活スタイル、好みの色、どんな本を入れたいのかなど、詳細をデザイナーに惜しみなく伝えるようにしましょう。そうすると、デザイナーはお客様のことを深く理解し、お客様が気づかないことを提案しやすくなります。理想以上の本棚を手に入れるためにも、コミュニケーションはしっかり取りましょう。オーダー家具の完成までのフローをより詳しく確認したい方は、以下の記事から確認してみてください。
フルオーダー家具の納期や流れ|Blue Design
https://bluedesign2006.com/blog/3439
オーダー家具店・デザイン事務所の失敗しない選び方
理想の本棚をオーダーメイドする際、失敗しないためのコツがあるのでしっかりと抑えておきましょう。
1.製作事例の豊富さを確認
気になるオーダー家具店やデザイン事務所のウェブサイトをチェックし、本棚の製作事例が豊富かどうか確認しましょう。多くの事例があると、その事務所が経験豊富である可能性が高いです。また、他の家具の事例も見て、デザインの方向性を把握しましょう。
2.問い合わせへの返信速度が速いかどうか
優れたオーダー家具店やデザイン事務所は、お問い合わせに対して1〜2日以内に返信するはずです。オーダーメイドの家具制作は時間がかかるため、円滑なコミュニケーションが重要です。迅速な対応ができる会社を選びましょう。
3.支払い条件と保証期間の明確さを確認
支払い条件や保証期間などの重要な事項が明確に記載されているか、または説明されているか確認しましょう。これにより、費用と品質に関する不明確な点を回避できます。ウェブサイトに情報がない場合は、直接問い合わせて明確にしておきましょう。
これらのポイントを考慮することで、理想の本棚を作成するための信頼性の高いオーダー家具店やデザイン事務所を選ぶ際に役立つでしょう。
オーダーメイドで本棚を作るなら、設立19年のBlue Design
千葉県松戸市に事務所を構えるBlue Designは、オーダーメイド家具のデザイン及び、お部屋のトータルコーディネートを行い、空間のプロデュースを行うデザイン事務所です。
2006年に事務所を立ち上げ、一軒家、マンションの家具づくりのみならず、マンション・ビルの共用部、保育施設など幅広い場所の家具や空間のトータルコーディネートも行っています。
オーダー家具のご依頼は東京、千葉などの首都圏を中心に、関西や東北など幅広く対応しています。
Blue Designの家具デザイナーは一級建築士の資格を持っているものが多く、家の構造を考えながら家具をデザインしているため、デザイン性の高さだけではなく安全性や使い勝手の高さに自信があります。
本棚を始めとし、リビング、寝室、ちょっとした空きスペースなど家の空間に関する悩みなどがありましたら、ぜひ下記問い合わせページまたはLINEの公式アカウントよりご連絡ください。LINE上で見積りを出すことも可能です。
また、Blue Designでは、カタログもご用意しています。施工事例と費用も一緒に記載されておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
問い合わせ|Blue design
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カタログ請求(無料)|Blue Design
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