「部屋の広さ別!クローゼット・ワードローブの価格とサイズ」

マンションや建売の戸建の場合は、寝室にクローゼットがもともとついていることがほとんど。
自分の持ち物に合った棚やサイズにする場合や、小さな部屋にフィットするクローゼットが欲しい場合は、オーダーメイドでクローゼットを作ってしまうのがおすすめです。バッグやアクセサリー、日用品・雑貨などの小物収納にも利用する場合はワードローブにすれば、衣類以外にも収納できる高機能な収納棚となります。

クローゼット・ワードロープのそれぞれの費用、施工期間、大きさ、そして何畳以上の寝室におすすめなのかを部屋の広さとともにご紹介します。オーダーメイドであれば、特殊な家の形に合わせたクローゼットの製作もできます。

クローゼットやワードローブを製作する前に行うべきこと

クローゼットやワードローブをオーダーメイドで製作する際、マンションや建売物件など、すでに広さが決まっているような住宅では、どうしても今あるもの全てを収納できるような収納力の高いものを求めがちです。
しかし、クローゼットやワードローブを製作する前に、本当にその収納力が必要なのか、それよりも使い勝手やデザインなどで今まで解決できていない悩みがなかったかなど、今一度、なぜクローゼットやワードローブが必要なのか、というところから考える必要があります。そのために、以下の2つのことを行いましょう。

1.収納アイテムを整理する
まずは不要なものを取り除き、必要なものを整理します。整理整頓を行うことで、本当にどのくらいのスペースが必要なのかを計画しやすくします。

2.クローゼットやワードローブの適切な場所を検討する
基本的にクローゼットやワードローブを設置する場合、ほとんどの人は寝室につくります。ですが、生活動線を考えると実はリビングに壁面収納棚を作り、そこに洋服を含め収納した方が良いなど、人によってどこにクローゼットやワードローブがあるのがベストかは異なります。オーダー家具を依頼するデザイン事務所や家具屋に、生活動線について伝え、どこに製作するのが適切かを相談しましょう。

オーダーメイドでクローゼットやワードローブを製作するメリット

既製品ではなくオーダーメイドでクローゼットやワードローブを製作する場合、メリットとデメリットを事前に確認しておきましょう。メリットとデメリットを把握した上で、既製品を購入すべきか、オーダーメイドで製作すべきか決断するのがおすすめです。

①耐震性に優れている

ほとんどのオーダーメイド家具は、壁や天井にしっかりと家具をつける造り付けのクローゼットやワードローブになります。既製の家具は置き型家具が一般的なので、耐震性を高めるのであればオーダーメイドがおすすめです。

②家の形や広さに合わせた家具が作れる

オーダーメイドで家具を作る理由は、理想のデザインや使い勝手の家具を手に入れるためだけではありません。
オーダーメイドでないと、うまく家具が設置できないような部屋やコンパクトな部屋のため、既製品だと置ける家具が見つからなかった!という場合もあり、理由はさまざまです。
オーダーメイドでクローゼットやワードローブを製作する場合は、家の形や広さに合わせた家具を作ることができます。柱や梁などがある場合も、ぴったりサイズで家具を製作することができるのが、オーダーメイドのメリットの一つです。

③家具の修理ができる

既製品でも家具の修理ができる場合はありますが、新たに家具を購入するよりも修理費の方が高くなってしまったり、修理することがそもそもできないメーカーもあったりします。
また、大型家具の場合は廃棄にもお金がかかるため、長い間使うことを考えると修理が可能なオーダーメイドの方が、コストパフォーマンスが良いということも。
オーダーメイド家具はほとんどの場合、修理は可能。引っ越す場合も新居へ運搬し、新たに設置。さらに、新居に合わせたサイズにすることも可能です。

④好みのデザイン・素材・仕様を選べる

オーダーメイド家具は自分の好みのデザイン、素材、仕様を選ぶことができ、世界で一つ、唯一無二の家具を作ることができます。どのような洋服や小物、その他のものを整理してクローゼットやワードローブに入れたいかは人それぞれです。
オーダー家具を製作する場合は、どのような生活スタイルや生活動線なのかを含めて、ヒアリングが行われるため、自分の生活の流れに合った家具を製作することもできます。見ているだけで楽しくなる、そして無駄のない使い勝手の良い家具が良い場合は、オーダーメイドがおすすめです。

オーダーメイドでクローゼットやワードローブを製作するデメリット

オーダーメイドでクローゼットやワードローブを製作することのデメリットも確認していきましょう。

①既製品に比べて比較的費用がかかる

既製品は1つのデザインに対して、大量生産が行われます。そのため、デザイン費が圧縮されて、その分費用を抑えることができます。
一方でオーダーメイドは世界に一つだけの家具作りです。デザイン料金、素材の費用、人件費などがかかるため、既製品よりも高額になる可能性があります。オーダーメイドのクローゼット・ワードローブと、既製品のものの費用相場を比較してみると、3〜5倍の価格差になることもあるでしょう。
しかし、あくまで費用相場となりますので、どのようなクローゼット・ワードローブを作るのか、既製品を選ぶにしても、どのメーカーで選ぶのかによって値段は異なってきます。

②製作期間が2ヶ月かかる

オーダーメイドのクローゼット・ワードローブの場合は、問い合わせから搬入まで、約2ヶ月ほどかかります。すぐに家具が必要だという場合は、既製品の方が良いでしょう。しかし近年では、既製品の場合も素材不足なことが多々あり、搬入するまでに時間がかかることも多いです。
既製品を選ぶ場合は、搬入までにどのくらいの期間がかかるのかは、必ず事前に確認をしてください。

製作期間|オーダーメイドのクローゼット・ワードローブ

クローゼットやワードローブをオーダーメイドで製作する場合は、打ち合わせから寸法、製作、納品まで1ヶ月半〜2ヶ月はかかると認識しておきましょう。採寸を含めた打ち合わせとデザイン製作を合わせて約1ヶ月間。さらに家具の製作から家への取り付けまでに約1ヶ月間かかります。
デザイン会社によっては、スムーズに打ち合わせを行うために、LINEなどで見積りを出すことができる会社もあるので、活用してみてはいかがでしょうか。

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オーダークローゼット・ワードローブの事例と部屋の広さ、価格

実際に制作されたオーダーメイドのクローゼットを見ながら、最低限必要な部屋の広さとそれぞれの制作費用をご紹介します。費用は配送費、設置費用及び消費税が含まれています。

【部屋の隙間に作るクローゼット】制作費用35万円・W730×D630×H2050・4畳以上

こちらのクローゼットは、一人暮らし用のマンションの、リビングの片隅にあったスペースにオーダーメイドでサイズぴったりのクローゼットを制作・設置しました。大きさは幅730mm、奥行き630mm、高さ2050mmとすっきりサイズ。制作費用は35万円。部屋の広さは4畳以上あれば製作することが可能です。

【廊下のスペースを活かしたクローゼット】制作費用95万円・W1600×D700×H2200・8畳以上

廊下の奥行きがあるスペース。扉も棚もなかったスペースに、オーダーメイドでクローゼットを設置しました。布団も入れられるような広いスペースだったため、収納力たっぷりです。壁と同じ位置に扉をつけました。制作費用は95万円。大きさは幅1600mm、奥行き700mm、高さ2200mmあるため、同じ大きさにする場合は8畳以上の部屋の広さが必要です。ただ、深さを調整すればより小さい部屋にもフィットします。

【持ち物に合わせてデザインしたクローゼット】製作費用90万円・W1920×D500×H2620・6畳以上

ローチェスト機能にハンガーパイプ、そして天井近くには収納棚と多機能なワードローブ。コンパクトなお部屋であることと、その他の家具も入れること、そして窓も近くにあったため、ワードローブの奥行きは500mmと少し狭目に。そのため、ハンガーパイプに洋服をかけられるように扉は付けていません。製作費用は95万円。家具の大きさは幅1920mm奥行き500mm、高さ2620mmです。部屋の大きさは6畳以上あると良いでしょう。

【小さな部屋のワードローブ】製作費用43万円・W1930×D320×H2450・6畳以上

こちらの寝室は手前にベッドを置いていることから、約30cmしか幅がないスペースにワードローブを製作しました。右側と天井には収納できる棚を設置。洋服は奥行きがあまりないことから、横に洋服をかけていくハンガーパイプではなく、手前に洋服をかけるタイプのスライドコートハンガーを設置。このハンガーパイプを使用すれば、深さがなくても洋服が棚のラインから飛び出ません。製作費用は43万円。大きさは幅1930mm、奥行き320mm、高さ2450mmで、部屋の広さは6畳以上あれば作ることができます。

【部屋の形に合わせたクローゼット】製作費用93万円・W2680×D700(220)×H2520・8畳以上

こちらのクローゼットは、壁の真ん中にパイプスペースがあり、一部奥行きが浅くなっています。奥行きが取れる場所にはハンガーパイプを設置し、洋服がかけられるように。パイプスペースがある部分は小物などが置けるような収納棚になっています。

天井まで収納になっているため、収納力はバッチリです。製作費用は95万円。大きさは幅2680mm、奥行き700mm(柱のある収納棚部分の深さは200mm)、高さ2520mmで、部屋の広さは8畳以上あれば作ることができます。

部屋にぴったりのクローゼット・ワードローブづくりなら、Blue Design(ブルーデザイン)へ

Blue Designは、千葉県松戸市に拠点を構え、オーダー家具のデザインとお部屋のトータルコーディネートを手がけるデザイン事務所です。2006年の創立以来、一軒家、マンション、共用部、保育施設など多様な空間において家具や空間のデザインを提供しています。

当社の家具デザイナーは一級建築士の資格を持ち、家の構造を踏まえた家具のデザインを行います。オーダー家具のご依頼は主に東京、千葉をはじめとした首都圏を中心に、関西や東北など広範囲に対応しています。

もし理想のクローゼットや寝室などの空間に関するお悩みがありましたら、お気軽に下記問い合わせページまたはLINEの公式アカウントからご連絡ください。お見積りも承っております。

さらに、Blue Designではカタログもご用意しております。施工事例と費用が掲載されていますので、ぜひご参考にしてください。

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