「家具のプロが伝授!大型家具の地震対策」

こんにちは!オーダーメイド家具のデザイン事務所 Blue Design(ブルーデザイン)です。

近年、地震が多いことから
お家の地震対策について目にする場面が増えたと思います。

そこで家具のデザイン事務所が
おすすめする、大型家具の地震対策方法について
伝授したいと思います!

大型家具の固定方法

収納棚や食器棚など、大型家具は
大前提として壁面、つまり
壁に固定することをおすすめします。
壁や天井に固定しておけば
まず家具自体が倒れてくる心配は軽減されます。

地震対策を念頭に
家具の購入・製作をしましょう。

既製品の家具をすでに設置されている場合
おすすめはL字金具で固定させることです。

突っ張り棒は物によっては
効果が薄いため
なるべくL型金具で壁に固定させましょう。

よく壁に穴が開くことを心配される方が多くいますが
壁紙クロスを張り替えてしまえば
穴は消えるため、あまり気にしなくても良いでしょう。

1.5m~2mの高さがある家具は
L型金具で固定させてください。
天井と棚の間に隙間が20〜30cmある場合は、
家具の背中を壁に固定させることがベストです。

お住まいの市区町村で
家具の固定を請け負ってくれる場所もあるため
調べてみるのもいいですね。

家具の扉の地震対策

地震が起きると家具の扉が開き
中の食器が外に飛び出したり
引き出しや扉のなかで割れてしまったりすることもあります。

扉には耐震ラッチを設置するのが一番でしょう。
地震があった際に
家具の中で食器が割れてしまうことは
避けにくいですが
食器が外へ飛び出すことを防ぐことができます。

テレビの地震対策

テレビは置き型よりも壁掛けの方が
地震対策に適しています。

置き型のテレビがある場合は
粘着シートでテレビの底とテレビボードが
離れないようにしたり
ワイヤーで引っ張るようにしてください。

小物・置物の地震対策

陶磁器や木製品、フィギュア、ガラスなど
置物や小物を飾っているものには
ミュージアムジェルがおすすめです。

不安定なものを落ちないようにする接着剤です。
使用する場合、家具の素材によっては少し
シミが残る可能性があるため
注意してください。

備えあれば憂いなし。
いつ大きな地震が来ても
被害を最小限で抑えられるように
準備しておきましょう。

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