2016.12.31

2016年を振り返って

今日で2016年も終わり、明日からは新しい年がスタートします。
今年もとても多くのお客さまやマンションの共用部、そしてモデルルームなどに当社の家具を納めさせていただくことができました。
今日は一年の締めくくりとして、各月毎に振り返ってみようと思います。

※写真はクリックすると大きくなります

【 1 月】　守谷のマンションの共用部
マンションの共用部は笹原がメインで進めています。
今回は温泉施設などがあり、オーダー家具のお客さまへの家具とはまたことなるジャンルの家具となっています。
工事中に、現場との打ち合わせを重ねて納まりを検討し手間暇かけて出来上がりました。
共用部の家具は、多くの方に長く使っていただけることです。
使い勝手やデザインを含めて笹原の苦労の結晶です。

【 2 月】千葉県のお客さま
2月は吉田が担当しました千葉のお客さまのオーダー家具です。
カウンター下収納や、壁のへこんだスペースを有効に利用した家具などをお届けしました。
お客さまのご要望の型板ガラスを使ったり見た目もシンプルながらこだわりを主張出来た家具になりました。

【 3 月】世田谷のマンションのモデルルーム
マンションのモデルルームは基本、増田が担当です。
このマンションには2所帯納品させていただきました。
ボリュームがあり、製作も納品もタイトなスケジュールで完成させました。

【 4 月】　オーダー家具のお客さま
4月は吉田の担当するお客さまが11件、納品でした。
その他にもモデルルームや共用部の納品もあり、日程の調整、現場管理ととても大変な月でした。
家具は、どれも特徴的で、納品後はお客さまと同様、とても嬉しく思いました。

【 5 月】ニューヨークへの出展
BlueDesignはおかげさまで十周年を迎えることができ、一つの節目と考えニューヨークで開催されるICFF 2016（INTERNATIOAL CONTEMPORARY FURNITURE FAIR）という北米最大規模の家具の展示会へ出展しました。
くわしくは　こちら　の記事をお読みください。

東京　ミラノ　そして　ニューヨークへと出展を重ね、自分たちのスキルアップにもつながったと思います。
また手鞠作家の布さん、昭興電器製作所　手塚さまにも大変お世話になり作品を創りあげられたと思います。

【 6 月】練馬のマンションのモデルルーム
6月に印象に残ったのはこちらのモデルルームです。
暖炉の納まりを検討したり、照明の納まりを検討したり、タイルとの絡みでサイズを決めたり、色々な物との取り合いを考えて製作納品しました。

【 7 月】文京区のマンションのモデルルーム
7月もモデルルームを選びました。
こちらは最後の写真お世話になっております。家具の棚の位置を間違えて施工してしまい翌日に入れ替えるという事をしました。
自分の職人さんへの指示ミスです。
二度と同じような間違いを起こさないようにと反省した物件です。

【 8 月】オーダー家具のお客さま
今月は戸建て住宅、そしてタワーマンションなど、居住形態は異なりますがオーダー家具のお客さまが印象に残りました。
初めの写真のお客さまとは細かい棚の寸法の設定について吉田が打ち合わせを重ね、そして天然の木を使っていますので色などもサンプルを作成して確認していきました。

【 9 月】世田谷のマンションのモデルルーム
コーディネーターさんがディスプレイを終えた後の写真をUPします。
いつも思うのですが、ディスプレイされる前と後では雰囲気ががらりと変わります。
そのゴールを描いて家具をデザインする力を見習いたいといつも思っています。

また今月は全員で『山形ビエンナーレ』へ行ってきました。その様子は　こちら　から。
5月にニューヨークで展示した手鞠ランプを、荻窪の有名な　カフェ6次元　さんのナカムラさんが使ってくれていまして見学してきました。現在は荻窪のカフェに吊るしてくれています。
よかったら是非見に行ってください。

↓　ナカムラクニオさんのTwitterより　6次元さんで手鞠ランプが灯っています

【 10 月】複雑な梁を覆い隠す家具
この月は、やはりこちらの家具が思いで深いです。斜めの複雑な梁がありその梁を覆うように家具を設置しました。
お客さまの要望する複数の機能、間接照明を用いてモダンな雰囲気にすること、そして斜めに張り出す梁を隠すこと
とても多くの時間をかけて検討・作図していました。
笹原も同行して現調も複数行いました。施工も難易度が高く時間も普段以上にかかりました。
仕上がりはとてもよく、今年の納品の中で特に記憶に残る作品になったと思います。
その時の様子はよかったら　こちらから　お読みください。

【 11 月】オーダー家具のお客さま
この月は、新規のお客さま、何度もご注文をくださっているお客さま、複数のアイテムのお客さま
など、たくさんの納品をさせていただきました。
私たちがいつも念頭に置いているのは、家具だけではなく、まわりの空間をデザインするということです。
お部屋の雰囲気、お客さまのお好みなど会話などから得たりすることもあります。
どんな些細なことでも、お伝えいただけたらと思います。

【 12 月】お世話になっている装飾ガラスのギャラリーの家具
今年最後の大仕事でした。日頃大変お世話になっています装飾ガラスのギャラリーが南青山にオープンするにあたり当社に家具を担当させていただけることになりました。今回は新ギャラリーの家具ということ、また南青山という洗練されたショールームが立ち並ぶ中でどこよりもシャープでまた装飾ガラスが映える家具にしなくてはとかなりの緊張感をもってあたらせていただきました。

ファブリックを挟み込んだ装飾ガラスのディスプレイを兼ねた大きなテーブル、そして宝石のような輝きを放つ装飾ガラスを飾るショーケースを含んだ壁面収納。この家具の反対側は事務所の書棚やデスクになっています。
ファブリックを挟んだ装飾ガラスはいくつかの会社から出ているのですが、これだけ豊富な柄、そして色をそろえている会社はないと思います。こちらのガラスは　『株式会社アンヴェール』　様より発売されております。

このゆったりとした素敵な空間で、豊富なサンプルから選んでいくはとても楽しいのではないかと思います。

空間つくりにはもちろんですが、個性的な家具の仕上などにも適しています。
高級感あふれる空間そして家具に是非ご検討いただけたらと思います。
よろしければご紹介いたしますので、同業者の方でも是非ご連絡ください！