ASAHIKAWA DESIGN WEEK 最終日


二日目の午後は大雪木工さんからスタートです。
「大雪木工の大切プロジェクト」も今年で4年目だそうです。

椅子やテーブルのみならず、箱をいろいろなアイデアにより作り上げていました。


工場もとても広く、どこの工場にも共通して言えるのですが、自然が豊かでゆったりとした場所にありこのような環境もよい家具つくりに一役も二役も買っているんだろうと思いました。


そして、大雪木工さんではすべての見学を終えた後にジンギスカンをふるまっていただきました。
私はジンギスカンが初めてだったのですが、とても美味しくまた食べたいと思いました!!

そして大雪木工さんのお隣にあります TIME & STYLE さんを訪問しました。

工場内の作業風景は基本写真不可が多い中、TIME & STYLEさんは自由に撮ってください!ということで素晴らしい工場を撮らせていただきました。

まずは丸太一本を丸々仕入れているとの事で丸太を保管している場所から案内をしていただきました。


吉田が写真を撮っているのがこちらです。


仕入れた丸太は年輪を数えて何才なのかすべて調べてありました。
ただ太ければ歳を重ねているわけではないということを教えていただきました。
細くてもぎゅっと締まった丸太もありました。
200年も生きてきて、そして家具となってまた100年を過ごしていける!
木って本当に素晴らしいと感じました。そして同時に大切に扱っていかなくてはと思います。

そして工場に入ります。
こちらの機械で丸太をスライスするそうです。

割って見て初めて木目が現れます。天然の木材ですので内部にこぶがあったりするそうですがその木が一番生かせる家具に使われるそうです。

この木は土の中に埋まっていたそうです。
何年埋まっていたかはわからないそうですが、独特の色合いになっているそうです。
是非、この木を使った家具が完成した姿を見てみたいです。

ここでは木を乾燥させています。

木をカットした時に出るおがくずは回収されてこのように固められ燃料などになるそうです。
丸太一本をすべて使い切っていて無駄がありませんでした。

彼は技能五輪全国大会へ向けて特訓中でした。
二日間かけて課題の家具を正確に美しく仕上げなくてなりません!
絶対優勝して世界大会へ出場するとの事でした!

とても整理整頓された綺麗で明るい工場でした。
塗装の職人さんとも、鏡面仕上げや艶有り仕上げの難しさなどを聞かせていただきました。

オープンファクトリー巡りはTIME & STYLEさんで終わり、そして旭川駅へ向かいます。
駅構内にある旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーで開催されている「バウハウスと旭川展」を覗いてきました。


旭川駅には道内のなら材が豊富に使われています!

そして誰もが休憩に使える旭川家具があちこちに配置してありました。

一泊二日のあっという間の日程でしたが、今まで知らなかったことを見たり触れたりすることができ大変有意義な旅になりました。
またこの経験を今後の家具つくりに生かしていきたいと思います。

また、参加したいと思います。
旭川のみなさま ありがとうございました!

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