「隠し扉のあるお家。デザイン事例と相場費用」

家の中に驚きやわくわくをもたらしたい人におすすめの隠し扉。
隠し扉は、映画やドラマに出てくる豪邸にあるイメージですが、
実は普通のお家でも設置することができます
これから家を作る人やリフォームを検討している人は、
お家に少し、遊び心を加えてみてはいかがですか?
ここでは隠し扉のデザイン事例や費用を紹介いたします。

隠し扉とは?

隠し扉、それは普通の扉ではなく、一見、
扉に見えないような扉のことを指します。
通常は、その奥に繋がる部屋を知られたくない場合、
隠しておきたい場合につけられる場合が多いと思いますが、
遊び心でつけられる方も増えてきています

ホテルやゲストハウスでも、隠し扉をつける場所をつけることで、
大人子ども関係なく楽しめる空間を作っている場所もあります。

隠し扉はどんな時に必要?

家で隠し扉をつける場合は、どのように活用できるでしょうか。

例えば、書斎やリモートワークスペースに隠し扉をつけるケースがあります。
そうすることで、集中できるスペースと家族団欒のスペースを
分けることができるからです。

また、子ども部屋に隠し扉をつければ、
子どもがいつでもワクワクしながら部屋に入ることができます。
さらに別の例ではキッチンと洗面所の間に隠し扉をつけて、
通常は食器棚として、非常時は通路として使えるようにしているケースもあります。
このように隠し扉はさまざまな部屋で活用することができるのです

隠し扉として人気のデザイン「本棚」

隠し扉のデザインで一番人気なのが、本棚。映画やテレビの影響で、
隠し扉といえば本棚と思う人も少なくないのではないでしょうか。
特に壁一面の本棚で、その一部だけを隠し扉にすることも可能です。
例え自動扉ではなくても、扉の部分を押すと開く構造を作ることもできます。

隠し扉のメリット・デメリット

隠し扉を作ることのメリットは、どのような隠し扉を作るかで変わります。
例えば本棚の隠し扉を作ったら、通常は本棚を設置しなければならないところを
扉の機能をかねて本を収納することができます。
つまり、一つの家具が二つの役割を担っているので、
狭いスペースを有効活用できるのです

デメリットはやはり費用面でしょうか。
普通の扉をつけるよりも費用はかかるため、予算との兼ね合いになるでしょう。

隠し扉を作るときの費用は?

家に隠し扉があったらとてもわくわくしますよね。
隠し扉を作るにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

本棚、鏡とさまざまな形があるため、費用はそれぞれ異なりますが、
例えば本棚が扉になっている場合は、デザイン・制作・設置を含めて

30万円〜から作ることができます。

しかし、壁一面の本棚の一部が扉になっている場合ですと、
壁面の本棚を作らなければならないため、50万円以上かかるでしょう。

隠し扉を作る時に注意すべきこと

隠し扉を作りたい人が注意すべき点は何でしょうか。
隠し扉は必ず新築の家を作る際、または
部屋をリフォームする際につける必要があります
隠し扉をつけるときは、ただの扉を設置するだけではなく
壁の作りにも影響します。
そのため、壁を作るタイミングは家を建てる時、
または部屋をリフォームする時になります。

隠し扉の事例①本棚

こちらは本棚のタイプで、引き戸式です。
雑誌やお気に入りの本の表紙を飾ることもできるので
インテリアとしてもおすすめ
本好きには堪らない隠し扉です。
また、棚の部分がハンドルがわりとなり
開け閉めがしやすいので、使い勝手としてもおすすめです。

隠し扉の事例②食器棚

こちらのキッチンに設置された壁面食器棚。
実は一部の扉が隠し扉になっています。
洗面所とキッチンを繋ぐ通路。
こちらは普段、通路を食器棚として使用できるように
隠し扉を設置した事例
です。

このように、普段は使用しない通路を隠し扉で隠し
必要な時に使えるようにすることも可能です。

隠し扉の事例③鏡

姿見を隠し扉にするのはいかがでしょうか。
一見、鏡が貼ってあるだけの壁が実は隠し扉に大変身。
鏡は毎日使用するので、とても実用的な隠し扉にもなります。

寝室の鏡の奥にウォークインクローゼットをつければ
クローゼットを完全に隠してしまうことができます。

隠し扉の事例④壁面収納

壁面収納の一部を隠し扉にすることもできます。
どこが扉だか完全にわからなくするには、
壁面収納や壁一面の本棚がおすすめ。
費用はかかりますが、その分、隠し扉としての完成度は
一番高くなる
のではないでしょうか。

扉の奥には寝室やムービーシアター、もしくは
トイレがあっても面白いかもしれません。

隠し扉は大人のロマン。夢を実現してみませんか?
普段の部屋より特別感を与えられる隠し扉
通常の扉を作るよりも費用はかかるものの
生活により楽しさを与えてくれたり
プライベート空間をしっかりと保つ
ことができたりします。
ぜひこれから、新築やリフォームを検討されている方は
隠し扉の設置もご検討してみてはいかがでしょうか?

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